今回は、当初の予想以上に多くの方に出演していただけました。
これは非常に嬉しいことでしたが、
しかし一方で会場は13時から17時までの4時間しか取っていなかったため、
時間を繰り上げて始めざるをえず、慌ただしい始まりとなってしまいました。
14時になり、1~5期の方々によるオープニング演奏で開演。
以前は定期演奏会で必ず演奏されていたという、校歌の演奏で始まりました。
出演者でもあるOB会会長 山内さんのコメントを挟みながら、
「ベサメ・ムーチョ」(第1回演奏会使用曲)や
「想い出のソレンツァーラ」(第2回演奏会使用曲)などが演奏されました。
ギターを弾くのは学生の時以来だという方もいらっしゃったようですが、
全くそれを感じさせませんでした。
続いてソロの部。
アコースティックギターの43期大矢くんに始まり、
その後はクラシックギターでのクラシック・現代曲織り交ぜた5人の演奏が続きました。
その中でも特に、7期木村さんの、
思い立ってから人前で演奏するまでに5年かかったという「大聖堂」は、
とても丁寧な演奏で、
これまで地道にじっくりと練習を重ねてきたことが伝わってきました。
現役ゲストによる重奏の部では、定期演奏会でも発表する予定の曲を演奏してくれました。
現役の定演は12月3日に行われるそうですが、きっとその時には更なる成長を見せてくれる
のだろうと思います。
最後は合奏の部。
40期の「アメリカ」、40~45期の「パイレーツ・オブ・カリビアン『he’s a pirate」
と続き、そしてトリは11期。
11期の方々は、ネクタイをえんじ色で統一しての登場でした。
(ちなみに、40期の皆さんは全員で同じ帽子を被っていました。)
とても熱気に溢れた演奏会でした。
56名の方にいらしていただき、演奏者44名と合わせ、100名が楽しんだ会となりました。
出演者の皆さんは、
自分の演奏はもちろんのこと、親子以上に歳の離れた先輩・後輩の演奏も楽しめたのではないかな
と思います。
会の中でも話がありましたが、 1~5期、11期の方々は、今回に向けて合宿もなさったようです。
この演奏会は、
・これまでギターを続けている、もしくは、再び始めてみようと思ったOBOGに発表の場を提供する
だけでなく、
・旧交を温めたり、これまで関わったことのない世代のOBOGと交流を楽しむ
ことを目的としています。
そういった意味でも、演奏会当日だけでなく、それに向けた練習の時間も共有されていると
いうことは意義のあることであったのではないかと感じています。